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反射炉跡

反射炉跡はんしゃろあと

日本の近代化は自助努力からはじまった

 2015年に世界遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」。
その重要な構成資産のひとつが、仙巌園内にある反射炉遺構です。もともとは上に炉や煙突があったのですが、それらは薩英戦争後になくなって、いま残っているのは基礎部分だけです。
 幕末の名君、島津斉彬が日本を守る大砲を鋳造するためにつくらせたこの反射炉、もともとはヨーロッパで開発されたものです。しかし当時は鎖国中ですから西洋人に造ってもらうことも教えてもらうこともできません。オランダの書物のみを手がかりに、日本人だけで造るしかありませんでした。基礎部分は石垣を造る技術、燃焼室などの耐火レンガは薩摩焼の技術を応用したものです。
 西洋人にたよらず自分たちだけで努力する姿勢がその後の日本の近代化につながったのであり、この反射炉は日本の「ものづくり」の底力をしめす貴重な遺産といえましょう。

【 2016年04月13日 更新 】

  • 反射炉跡 尚古集成館本館にある反射炉模型

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観音岩

観音岩

園内の濾過地から少しあがったところに、ひっそりとある大きな岩。
その上部には丸の中に観音菩薩をあらわす梵字(ぼんじ)が彫られて…

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【 2014年03月16日 更新 】

御庭神社

御庭神社

園内を流れる保津川(花倉川)を見おろしながら、ひっそりとたたずんでいるお社。それが御庭神社(おにわじんじゃ)です。
 もともとは…

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【 2014年02月15日 更新 】

反射炉跡

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【 2016年04月13日 更新 】

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