
彩り豊かな大名庭園
夏の暑さも去り、赤く色づき始める木々の緑。豪華絢爛「菊まつり」や、絶景を堪能しながら楽しめる秋の季節膳、スイーツなど仙巌園が提供する「秋」をぜひお楽しみ下さい。

庭園
仙巌園は万治元年(1658年)、19代光久によって築かれた島津家別邸です。錦江湾や桜島をとりいれた雄大な景色が美しく、島津家歴代に愛されてきた御殿は迎賓館としての役割も果たしています。日本の近代化をリードした場所でもあり、一帯は「明治日本の産業革命遺産」として2015年に世界文化遺産の構成資産に登録されました。鹿児島を代表する観光地です。

御殿
江戸時代は別邸として、明治時代からは一時本邸として使用され、国内外の要人をもてなす迎賓館としての役割も果たした御殿。邸内の美しい装飾や、正面に桜島をのぞむ景色から、当時のお殿様の暮らしぶりをご体感ください。
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尚古集成館
島津家の歴史や南九州の文化を紹介する博物館。建物は慶応元年(1865)に竣工した日本最古の石造洋式機械工場「旧集成館機械工場」で、こちらも世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産に登録されています。館内に入ると薩摩切子の光で照らされた反射炉模型がお出迎え。海によってはぐくまれた島津家の歴史・文化をものがたり、近代化へのストーリーへと展開しています。大砲、琉球船模型、薩摩切子など、多彩な展示物が島津家の歴史を伝えます。

薩摩切子工場
幕末、日本を強く豊かな国にしようと、島津斉彬によって薩摩切子は開発されました。その後、集成館事業の縮小などもあり、西南戦争前後にはその技術は一度途絶えてしまいます。そこからおよそ100年の時を経てこの地で復元に成功しました。
薩摩切子工場は仙巌園のとなりにあり、予約なしで見学できます。吹きガラスによる生地づくりからカット・磨きまでの制作行程を見学できます。全て手作業で行われる職人の卓越した技を間近でご体感ください。(定休日、営業時間にご注意下さい)

桜島
鹿児島のシンボル、桜島。標高1,117メートルの活火山で、立ち上る噴煙からは大自然の力を感じることができる、鹿児島を代表する観光地です。
季節や時間によって表情を変える桜島を、仙巌園よりお楽しみください。
コース案内
50,000平方メートルの敷地面積をほこる仙巌園には、歴史、文化、自然など様々な見どころが点在しています。大事なポイントを見逃さないために、4つのテーマで園内散策コースをご案内します。