春のイベント
薩摩のひなまつり
3月
春の仙巌園は、梅や桜が美しい季節。 2月上旬~4月上旬にかけて、カンヒザクラ・ガンタンザクラなど、約150本の桜が次々と咲き誇り、仙巌園が春一色に染まります。 美しい春の大名庭園で、優美な時間を過ごしませんか。
※催しの詳細につきましては、行催事一覧でご確認下さい。
流しびな
3月
源氏物語にも登場する「流しびな」は、災いを人形(ひとがた)にうつして川や海に流す伝統行事です。 仙巌園で行われる「流しびな」は、園内にある曲水の庭の清流に身代わりびなを流し、無病息災を祈る特別な春の催しです。 健康と幸せを願って、上品なひとときを過ごしませんか。
曲水の宴
4月上旬
曲水の宴は、酒が注がれた杯を上流から流し、それが目の前を通り過ぎないうちに和歌を詠むという雅やかな宴です。
仙巌園では、曲水の庭を使って、平成4年(1992)より、かつての島津家の雅な文化を伝える「曲水の宴」を催してまいりました。
年に1度しか見られない、島津家に伝わる春の宴をご覧ください。
五月幟の展示
4月~5月
五月幟は島津家に伝わる端午の節句の幟で、30代島津忠重の随筆『炉辺南国記』の記載や古写真をもとに再現したものです。
島津家の五月幟は全部で7本あります。構成は、島津家の家紋である丸十紋を配したものが2本、桐紋が2本、昇り竜・降り竜各1本、吹き流しが1本です。
それぞれの最上部には※²馬簾(ばれん)を付け、吹き流しだけは金色の玉の下に縮緬(ちりめん)の五色の布が下げられます。
※雨天・荒天時は危険防止のため、幟を降ろします。
夏のイベント
花菖蒲
5月~6月
花しょうぶは、江戸時代初めから、野山や湿原に自生している「ノハナショウブ」が品種改良されてきた花です。
期間中、原種である「ノハナショウブ」を中心に14品種約1,000鉢の花しょうぶをご覧いただけます。
※生育条件や気候により数が揃わない可能性もあります。
斉彬の愛した朝顔
7月末頃
夏の風物詩の1つ「朝顔」。幕末の名君 島津家28代斉彬は、朝顔の栽培をこよなく愛していました。斉彬の想いを引き継ぎ、仙巌園では、毎年朝顔展を開催しています。朝顔の鑑賞は、午前中の涼しい時間帯(9:00~11:00)がおすすめです。
大名庭園を涼しげに彩る朝顔をぜひご覧ください。
※植物のため開花は毎年異なります。開催についてはお知らせ一覧でご確認下さい。
島津家の七夕飾り
7月
毎年恒例になっている、七夕の節句に合わせた島津家の伝統文化の再現。
島津家30代忠重が記した随筆『炉辺南国記』に基づいて再現し、明治時代と同じ場所に設置されます。
五色の短冊が飾られた10メートルを超える大きな七夕飾りは圧巻です。
仙巌園で夏休み
7月
秋のイベント
仙巌園菊まつり
11月
桜島を望む日本庭園で、約1万5千本の菊花が彩る仙巌園「菊まつり」が開催されます。
11月の温暖な鹿児島で、美しい菊が最盛期を迎え、長寿と健康の象徴とされています。
多数の撮影スポットも設けられ、この季節ならではの風景と地元料理をお楽しみいただけます。
かるかん奉納祭
11月
鹿児島県菓子工業組合の皆様が一堂に会して、鶴嶺神社にかるかんをはじめとする郷土菓子を奉納。
神事の後に、仙巌園内でふるまいがおこなわれます。
歴史に裏付けられた重みがある鹿児島の「かるかん」をこの機会に召し上がりませんか。
冬のイベント
草鹿式
12月
草鹿式(くさじししき)とは、弓馬術礼法小笠原流の古式に則り源頼朝公以来、歴代将軍家に継承されてきた鎌倉武士の高度な武芸です。
鎌倉武士の本流である島津家では、1999年の源頼朝公800年祭に際し、仙巌園で執り行われてから、毎年秋に全国の小笠原一門が集結して行われるようになりました。鎌倉時代から続く華麗な伝統行事を是非ご覧ください。
門松
12月~1月
仙巌園伝統の高さ約3メートルの大門松が登場します。縁起の良い大門松が皆さまをお迎えいたします。
愛猫長寿祈願祭
2月
仙巌園には、全国的にも珍しい、猫を祀った祠「猫神社」があります。
仙巌園猫神社では毎年2月22日に、大切な愛猫の健康と長寿を祈願する「愛猫長寿祈願祭」を行っています。