
御殿
御殿の最終入場は16:50です
施設メンテナンスのため臨時休場している場合がございます。
荒天の場合、雨戸を閉めて営業することがございます。
御殿の見所

薩摩の迎賓館
仙巌園は「迎賓館」として使われました。幕末には篤姫や幕臣の勝海舟、維新後もロシア皇帝ニコライ2世、英国国王エドワード8世が皇太子時代に訪れています。

薩摩焼
薩摩焼は、16世紀末に朝鮮から渡来した陶工によって始められた、鹿児島を代表する工芸品です。豪華絢爛な「近代薩摩焼」は、斉彬の代に誕生しました。

謁見の間
謁見の間は、来客への応接に使用された部屋です。二間続きで、廊下も畳敷きであることから、一度にたくさんの人と会うことができました。

御居間
忠義が一日の大半を過ごした部屋で、書類の決裁を行ったり昼食をとっていました。庭園全体を最も美しく見られる部屋です。

御寝所(寝室)
忠義の寝室。この部屋の床下には、もみ殻が敷き詰められた層が設けられており、それが断熱材の効果を果たしていました。

御湯殿(お風呂)
当主専用の浴室。当時は、別の場所でお湯を沸かし、それを運んできていました。

中庭
池をのぞむ中庭。池の中には八角形のくぼみがあり、中国文化(風水)の影響を感じることができます。

釘隠
釘を隠すための飾り。邸内に11種類あり、薩摩焼で「桜島大根」がデザインされたものや、幸福の使者と考えられたコウモリの姿のものもあります。

忠重の部屋
30代忠重が12歳まで過ごした部屋。忠重は父・忠義の死にともない家督を継ぎ、公爵となりました。後に海軍に進み、海軍大学校教官、英国大使館付武官を勤めました。
仙巌園御殿内での禁止事項
仙巌園御殿の安全で快適な環境を維持するため、以下の持ち込み禁止品および禁止行為についてご理解とご協力をお願いいたします。ご協力いただけない場合、入場をお断りする場合があります。
持ち込み禁止品
1.危険物:火器、刃物その他の危険物
2.傘:長傘を含む全ての傘
3.ゴミ:場内へのゴミの持ち込み
4.車椅子:ベビーカー:場内では使用できません
5.ペット:盲導犬、介助犬、聴導犬を除く
6.大型バッグ・スーツケース:畳や建物を損傷する可能性があるもの
7.蓋のない飲み物、未包装の食品:こぼれる恐れのあるもの
禁止行為
1.飲食:御殿内での飲食行為
2.土足入場:土足での入場は不可
3.撮影用具の使用:一脚、三脚、自撮り棒など
4.迷惑行為:
・周囲の来場者や建物への迷惑となる行為
・大声での会話
・長時間の場所独占
・幼児、小学生以下の無監視状態
5.破損行為:落書きや建物の損傷
6.進入禁止区域への侵入:立入禁止区域内への進入
7.音響機器の使用:仙巌園スタッフ以外によるスピーカーなどの音響機器の使用
8.商業活動:物品の販売や営業行為
9.募金・宣伝活動:募金や宣伝・勧誘行為
10.不正な出入り:建物外への出入り(石段や緑側下など正規の入口以外を使用)
11.展示物への接触:柱、障子、展示物に触れる、叩く、または開ける行為
12.不適切な姿勢:館内での横たわりや寝そべり
13.ハラスメント:いかなる形態のハラスメント行為も禁止
14.その他の迷惑行為:施設運営や他の来場者に支障をきたす行為
緊急時の対応
・体調不良やその他の緊急事態が発生した場合、速やかにスタッフへご連絡ください。

鹿児島 世界文化遺産
オリエンテーションセンター
令和元年(2019)11月に新たに誕生しました。ガラス張りの窓からは、反射炉跡が一望でき、薩摩の近代化ストーリーを楽しく学ぶことができます。斉彬の思いや反射炉の構造、世界遺産登録の流れを分かりやすく紹介します。仙巌園の新たな一面を発見できること間違いなし。落ち着いた空間で学びを深め、斉彬が私たちに遺したメッセージを感じてください。