イベント 講演会『腎臓病の猫を救うための「AIM猫薬」の今とこれから』(AIM医学研究所 宮崎徹所長) 開催日|2026年2月22日 AIM医学研究所 × 猫神社 仙巌園 猫神社は、これからも猫の健やかな暮らしと猫を愛する皆さまの想いに寄り添っていくことを願い、腎臓病の猫のための薬を開発している「一般社団法人AIM医学研究所」の活動を応援しています。 この度、日本の「猫の日」である2月22日に猫の主要疾患である慢性腎臓病に関する最新研究について、AIMによる腎機能回復・延命研究の第一人者である宮崎徹所長をお招きし、講演会を開催いたします。 講師:一般社団法人 AIM医学研究所 宮崎徹 所長 東京大学大学院医学系研究科で長年にわたりAIMの研究を続け、猫の慢性腎臓病治療に希望をもたらした研究者。 「一匹でも多くの猫を救いたい」という想いのもと、現在も一般社団法人AIM医学研究所で研究・発信活動を続けている。 一般社団法人 AIM研究所 公式HP 講演:『腎臓病の猫を救うための「AIM猫薬」の今とこれから』 私たちがもつ免疫系は、細菌やウイルスなど外から来る敵と戦い撃退します。しかし、こうした外から来る敵のほかに、死んだ細胞や壊れたタンパク質、変性した脂肪など、私たち自身の体の中から生まれるたくさんのゴミがあり、それが体の中に溜まるといろいろな病気になってしまいます。すなわち、「内なる敵」です。特に腎臓は、老廃物をろ過して尿として排出する場所なので、こうしたゴミが溜まりやすい臓器です。 私たちが発見したAIMは、いつも血液の中でこうした「内なる敵」を見張っており、敵が来るとそれを撃退し、腎臓病を始め、さまざまな病気の芽を絶つ司令塔であることが分かってきました。そのため、AIMが上手く働かなかったり、体内にAIMが不足したりすると、体の中で一番ゴミが溜まりやすり腎臓で病気が生じてしまいます。そして、ゴミが溜まり続けると慢性腎臓病が進行し、腎臓の働きが著しく低下します。末期になると、体の中にたまった大量の尿毒素によって全身の状態が急激に悪化するため、透析や腎臓移植をしないと高率に死亡してしまいます。 猫が非常に腎臓病にかかりやすいことは、愛猫家の間では有名なことですが、その重要な原因が、ネコでは先天的にAIMがうまく働いていないため腎臓にゴミが溜まり続けることであると明らかになりました。したがって、きちんと働くAIMを外から薬として与えることによって腎臓病を抑えることが出来るはずで、その考えのもと、私たちはAIM猫薬を開発し、すでに治験が終了しています。 この薬は研究段階から、たくさんの愛猫家の方々に応援されてできた、皆さんと一緒に作った猫のための薬です。 開催概要 日時|2026年2月22日(日)14:00~14:45場所|仙巌園内 祥鶴間定員|50名(事前のお申込み先着順) 講演会の参加お申込みはコチラ 料金|講演会参加費無料 ※参加には仙巌園入場料が必要です(一般 1,600円・小中高校生 800円) オンラインチケットのご購入はこちら備考|当日は、取材が入る場合がございます。 ※ペット(猫を含む)を連れてご入園はできません。 AIM医学研究所 × 仙巌園 猫神社 仙巌園 猫神社は、戦国武将・島津義弘が戦場に連れて行き、無事に帰ってきた2匹の猫をお祀りしています。現在まで、愛猫の健康と長寿を願う多くの方々が参拝に訪れ、信仰されてきました。 猫神社は、腎臓病の猫のための薬を開発している一般社団法人AIM医学研究所の活動を応援しています。その一環として、寄付型商品の販売を新たに始めました。商品をご購入いただくと、売上の一部が研究費に充てられます。 AIM医学研究所 × 猫神社 HP 「猫」に関する催事・イベント 2月22日(日)11:00~ 仙巌園 猫神社「愛猫長寿祈願祭」 2月22日(日) 15:30~17:002月23日(月祝)10:00~11:30 猫の切り絵 ワークショップ(切り絵作家 草太先生) ※ 専用フォームより事前のお申込みが必要です。 行催事一覧