2011年11月27日(日)、仙巌園では第13回目の草鹿式(くさじししき)が行われました。
九州をはじめ全国各地より、小笠原流同門会の皆さん約40名が集結しました。
【鎌倉装束に身を包んだ一行が園内をパレード!】

【仙巌園を通り抜け、鶴嶺神社へ】

【鶴嶺(つるがね)神社では祭典が執り行われました】

【前弓(まえゆみ)と後弓(あとゆみ)の2チームに分かれての弓矢対決は真剣そのもの!】

【鎌倉言葉での問答は、駆け引きが面白い・・・】

ところで・・・
■草鹿式の始まりは?
鎌倉時代、源頼朝が狩りを行った際、たびたび獲物を外す者がいました。そこで源頼朝は小笠原氏に鹿を射る方法を尋ねます。
小笠原氏は、「草を集めて鹿の形の的を作り、馬に乗って射る稽古をせよ」と進言しました。始めは徒歩弓(かちゆみ)で、次は騎射で射る練習をしたところ、実物の鹿に向かっても射損ずることがなくなり、以来「草鹿」と称するようになりました。
鎌倉時代の戦は騎兵戦ですが、戦国時代の戦は歩兵戦を重視します。始めは騎射だった草鹿も、時代とともに歩射に変わりました。
その後、徳川家康が武芸の作法を整備復興した際、草鹿についても式法を整備します。その「草鹿式」が小笠原家に代々伝わり、現在にいたりました。
※1999年、源頼朝没後800年祭の際、鎌倉にある頼朝公の御石塔のレプリカを鶴嶺神社のそばにおきました。同年に仙巌園にて第一回目の草鹿式が行われ、今年で第13回目となりました。
【鶴嶺神社そばの源頼朝公御石塔】

■草鹿式の競技方法!
・鹿の的の24か所のポイント(「星」といい、それぞれ名称がある)をねらって矢を射ます。
・矢が当たると、当たり所(星の名称)を尋ねられます。間違って答えると外れ扱いに!
・矢の落ち具合や体配、作法なども評価の対象となります。
・・・今回の的はこちらの鹿さんでした!
星、24個ありましたか?
ちなみに今年の草鹿式は前弓が5本、後弓が2本、
それぞれの大将が2本ずつ当てて、7対4で前弓の勝利でした!
迫力あり、笑いありの草鹿式。
毎年11月の菊まつりシーズンに行われますので、来年はぜひ応援に来てくださいね。