コース案内

御殿ガイドツアー

殿様エリア見学&お抹茶が飲めるツアー

明治時代に29代島津忠義が本邸として使用していた御殿は、1990年より一般公開が始まりました。日常生活のためのさまざまな部屋や執務用の部屋、接客のための部屋などから、当時の殿様の暮らしぶりをうかがい知ることができます。御殿内は着物を着た専門のガイドが20分おきにご案内し、最後にお抹茶とお茶菓子を召し上がっていただけます。日本の文化を体感できるツアーとして、国内外のお客様にお喜びいただいております。

コースのルート案内

①玄関

御殿ガイドツアーの入口(受付)。ツアー参加者はここで履物を脱ぎ、開始時間まで中の部屋でお待ちください。一回の定員は25名様まで。

②忠重の部屋

明治半ばに、30代忠重が幼少期に使っていた部屋。当時の忠重の写真などが飾られています。

③披露の間

柱と長押(なげし、柱と柱の間の壁面に取り付ける横木)をつなぐ部分には、様々な形の「釘隠し」がつけてあります。縁起の良い動物や鹿児島の特産品まで、たくさん見つけてください。

④忠義の寝室

当時の寝室を再現した部屋。寝室の床下は二重構造になっており、間に敷き詰められたもみ殻が断熱材の役割をしていました。

⑤湯殿

忠義専用のお風呂場。奥の戸からお付きの者が出入りし、外で沸かしたお湯を運び入れていました。浴槽に比べて洗い場が広いのが特徴です。

⑥ご不浄

忠義専用のお手洗い。小用(手前)と大用(奥)に分かれています。小用の便器には杉の葉を入れてあり、杉の香りで臭い消しをしていたと言われています。

⑦化粧の間

朝、着替えたり、髪を結ったりするための部屋です。

⑧居間

忠義が一日の大半を過ごした部屋。書類の決裁などの仕事や、食事・休息などをしていました。

⑨謁見の間

お客様と会うために使われた部屋。島津家は江戸時代の終わりごろから洋食について調べており、外国のお客様を洋食でもてなしたこともありました。この御殿が、鹿児島の迎賓館としての役割も果たしていました。

⑩中庭

忠義の使う部屋と詰所などの間にあって、池と灯籠のある美しい中庭。池の底には風水に関係すると思われる八角形のくぼみがありますが、何のためのものかは不明です。(忠義の「化粧の間」前にある小さな池の中にも八角形の出っ張りが作られており、陰と陽の対になっているように思われます)

⑪茶室(お抹茶とお茶菓子)

御殿ガイドツアーの最後は、お抹茶とお茶菓子を召し上がっていただきます。お茶菓子は「飛龍頭(ひりゅうず)」という、丸十の家紋が押された、島津家ゆかりのお菓子です。中庭を眺めながら、特別な空間でのひとときをお過ごしください。